人生で何が嬉しいかって、
それは何でもない週末に突然、大好物を持って友人が現れたりしたら、
もう、小躍りくらいじゃ済まないくらい嬉しいですよね。
こういう手土産のセンスは、あらためて大切だなと、思います。
と、言うことで今回はwagasi asobiさんの
「ドライフルーツの羊羮」
を頂いたのてご紹介させてください。
東京は大田区、駅でいうと東急池上線の長原駅、改札を抜けて左へ、突き当たりを右へ。
すぐ左手にガラスの引き戸がある水色の民家のような建物が現れます。
古民家でもなく、普通の建て売りの古びた住宅です。
平成生まれでは無いであろう玄関の蛍光灯にマジックで
wagasi asobiと書いてあります。最近看板も出してくれるようになりました。場所を知っていても通りすぎそうになりますのでご注意を。
ちなみに少しだけ道から引っ込んでいるので、反対側から歩いてくるとほぼ視界に入らないので、かなりの確率で通りすぎます。
ここで取り扱っている商品はこの
「ドライフルーツの羊羮」と、
「らくがん」 が5~6種類。
それに新商品の「みそふやき」
先ずは「ドライフルーツの羊羮」
北海道産小豆と、西表島の黒糖、ラム酒で練り上げた羊羮にいちじくといちごのドライフルーツ、くるみが入ってます。
パンに合わせてよし、コーヒーによし、お茶によし、ワインによしチーズによしと、
これがあるだけで、週末の夜が格段に楽しくなります。
ラム酒がかなり利いているので相手にもよりますが、お酒が大丈夫な人&環境ならば、
フォーマルな場面での気の利いた手土産としてもかなり重宝します。
そして、写真がありませんが、
「らくがん」
らくがんといえば
ぼそぼそな上に、なんだか湿気ったような食感で、やたら甘くて喉が乾くお供え物、
と言うイメージで、マウロスカルニケは
「いやー、私はらくがんに目がなくて…」
なんて言っている人に会った事がないのですが(勿論自分の無知からくるところではありますが…)、
wagasi asobiさんのらくがんを食べた瞬間にそんなマイナスイメージはあっさり覆されました。
味は5~6種類、果物とハーブで、カモミール、ローズマリーや、いちご、ゆず等。
たしか全て試しましたが、どれも驚く位、香りが良いです。甘味も優しく、何よりも驚くのが、喉ごしの良さです。
ぼそぼそ、ぱさぱさなんて表現はまったく浮かばない、ほろりと溶けて、
するりと喉を通り、優しい甘味とはっきりした香りが余韻としてながく残ります。
らくがんに対する偏見を拭いさって、なおかつ、こんなに美味しい物を作ってくれてありがとう。wagasi asobiさん
メインはどうしても
ドライフルーツの羊羮になると思いますが、
このらくがんは是非、味わうべき。是非是非。
みそふやきはお味噌がふんわり香る、お麩のお菓子。
中に何か入っているわけでもなく、シンプルに味噌が香り、仄かに甘味のある、サクサク食感のお麩です。

そのままでもよし、クリームチーズ等つけてワインのお供にするもよし。
こういうものはシンプルゆえに技量が問われそうですが、流石wagasiasobiさん。
美味しくて仕方がないです。
お味噌の風味と乳製品って美味しいですよね。
以上、常時置いてあるのは3点ですが、どれもきっとこちらでしか出会えない味です。
手土産、お使い物としても優秀ですので是非。