洗足池 子連れでボートと虫捕り。周辺の施設と秘密のスポット 楽しい子育てマウロスカルニ子6

子育て

どうも、マウロスカルニケです。今回は大田区にある《洗足池公園》 とその周辺の施設のご紹介です。子供を連れて遊び倒しましょう。

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まずは虫捕り

自然が多く残る洗足池公園。虫もたくさんいます。

8月の夏真っ盛りの今回はトンボとセミがメイン。カナブンや10cmくらいの大きなイモムシや蝶やクマバチ、バッタやカマキリなんかもいます。マウロスカルニ子はトンボが自分ではまだ採れないため、セミのヌケガラをたくさん集めていました。

先日買ってもらった虫捕り網を持って張り切るマウロスカルニ子。

シオカラトンボ

マウロスカルニケが華麗な網さばきでシオカラトンボを捕まえてあげると、少し怖がりながらも触りたがり、「羽の根本をやさしく持つんだよ」 と教えてあげると嬉しそうに持ってマウロス母ニケに見せに行きます。悲鳴を上げる母ニケ。

男の子の子育ての醍醐味ですね。

トンボの持ち方をレクチャー。

そんな2人を横目に見ながら、又も華麗な網さばきで2匹目をゲット。おもむろに網に手を入れ掴もうとすると、「アウチッ」 

なんとシオカラトンボからの反撃、指を噛まれてしまいました。

約30年ぶりのトンボ採りで忘れていましたが、奴らは肉食で、顎が強いです。血が出るほどではありませんが、噛まれると少しびっくりするかもしれません。お子様に持たせるときはご注意を。まあ、噛まれてもどうと言う事はないので一度噛まれてみて、それでもめげずにトンボを採る、くらいの事はやってほしいところですが。

ちなみに今回はシオカラトンボ、割と小型のトンボでしたが、これが《オニヤンマ》 クラスの大きさになると、噛まれれば血が出ます。痛いです。大人の方もご注意を。

さて、マウロスカルニ子はそろそろトンボに飽きてきた模様。

春や秋ならばテントウムシを探すところですが、真夏にテントウムシはいません。『夏眠』 といって、暑すぎる季節にはテントウムシは活動しないそうです。マウロスカルニ子はテントウムシが大好き。彼にとっては少し物足りない季節なのかもしれません。

バッタやカマキリを探しながら歩いていると、頭のすぐ上や横から「ジージー」 「ミンミン」 「ワシワシ」 とセミの声が聞えてきます。

セミ

洗足池公園は木も沢山あり、とにかくセミの数がすごいです。土の地面は穴だらけ(セミの幼虫が出てきた跡です) 前述のとおりヌケガラも至る所にあります。

目視で確認できる距離にいるセミたちの鳴き声と本体を生で確認できるチャンスです。

「ほら、マウロスカルニ子。このセミがミンミン鳴いているミンミンゼミだよ」

「こっちの茶色いのはジージー言っているだろう? これが油のはねる音みたいだからアブラゼミっていうんだよ」 など、図鑑やアプリだけでは伝わらない臨場感。

これはなかなか良い経験になるのではと思います。

バッタ

今回はカマキリには出会えませんでしたが、バッタが沢山いました。

イナゴとも少し違う、トノサマバッタの小さい版みたいなやつです。

捕まえるのは意外と簡単なのですが、油断するとかなり遠くまで跳ねて逃げてしまいます。後ろ足の付け根辺りをやさしくつまんで観察します。

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ボートに乗りたい

疲れて抱っこをせがむ16㎏。ボート乗り場は対岸の二階建ての建物。

池の周りを半周して、虫取りを満喫したところで、暑さからか流石に疲れてきたマウロスカルニ子。

さて、どうしたものかと辺りを見回してみると、池にはボートが浮かんでいます。

「マウロスカルニ子、ボートに乗る?」 と聞いてみるとすかさず「乗る!!」 と良い返事。

しかし、歩くことは拒否。抱っこをご所望。まあ、はしゃいだからね。今日は甘やかしてあげます。

ホカホカの16㎏を抱えつつボート乗り場に向かいます。

最近(2019年8月) できた綺麗な休憩所。近くにトイレと自販機もあります。
源頼朝の愛馬《池月》
太鼓橋。右手には千束八幡神社があります。

太鼓橋を渡り、木陰になった道を進むと中原街道に出ます。そこから少し進むとボート乗り場に到着。

先ずは水分補給。トイレもあります。
中はこんな感じ。風が通って気持ちが良いです。
壁一面に洗足池で見られる野鳥の写真。種類の多さに驚かされます。椅子もあって休憩できます。

さあ、少し涼んだところでいよいよボートに乗ります。

ボートの種類とお値段

洗足池の貸しボートは3種類。

〇スワンボート

定員は大人3人、又は大人2人と幼児2人まで

30分 800円  1時間 1300円

〇サイクルボート

定員は大人2人と幼児1人まで

30分 600円  1時間 1000円

〇ローボート

定員は大人3人まで

30分 400円  1時間 600円

今回は《サイクルボート》 を借ります。券売機で券を買い、おじさんについていきます。

サイクルボート。おじさんがカギのついた棒でたぐり寄せてくれます。

憧れのスワンボートにする予定でしたが、おじさん曰くスワンだと橋の下が通れない、とのこと。橋の下?

とにかく手漕ぎのローボートは直射日光がきつそうだったので(よく考えたら多分、幼児は乗れないのだと思います。確認はしていませんが定員大人3名と表記されてますし…) サイクルボートに乗り込みます。

こちらは大人2人が両端、子供が真ん中、とまさにマウロスカルニケファミリーにピッタリな仕様。お子様が2人いらっしゃる場合はスワンボートですね。

マウロスカルニケとマウロスカルニ子は人生初のボート。楽しみです。

気温も高く、マウロスカルニ子も少々お疲れ気味の様なので30分のコースにしました。

それでは出発!!

注意事項と見どころと所要時間

ハンドルをがむしゃらに回すマウロスカルニ子。

足元にあるペダルを左右の大人が息を合わせて漕ぎ、真ん中のハンドルで方向を決める仕様です。やってみるとこれがなかなかキツイ。ペダルが思いのほか重く、なかなかの運動量です。

夏に乗る場合は必ず飲み物を持って乗りましょう。屋根のお陰で日差しは防げますが、漕いでいると熱中症・脱水症状になる恐れがあります。

慣れないうちは、漕いでも漕いでもなかなか進んでいない気がしますが、実際はそんな事は無く、後ろを振り返るとボート乗り場から結構離れていたりします。

とりあえず何も考えずに池の真ん中辺りまできて、そういえばおじさんが言っていた橋とはなんぞや? 太鼓橋は無理そうだし…と思い見回してみると、ああ、ありました。弁財天の社がある弁天島という小さな島が。

ちょうどボート乗り場から見て池の対岸、このまま直進して向かいます。

途中、池の上を飛ぶウチワヤンマとすれ違いました。一瞬でしたが、特徴あるしっぽの先の形と、オニヤンマよりひとまわり小さな体、見間違いではありません。

マウロスカルニケが子供の頃は、オニヤンマよりレア度が高いトンボでした。

ポケモンGOならぬトンボGO。レアトンボ発見です。

さてさて、そうこうしているうちに弁天島に到着です。早速橋の下をくぐります。

橋の長さは6mくらいです。
アトラクションみたいです。

木陰も多く、気温も低く感じるのでこの辺りはゆっくり移動。ここから小さな弁天島を半周し、太鼓橋の方の岸の近くを通ってボート乗り場を目指します。

途中で止まって写真撮影をしたり、鳥や木々をじっくり観察したり、陸ではできないヒミツの話をしたりするのであれば1時間コースをお勧めしますが、 ゆっくり1周するだけならば30分コースで十分な時間でした。

桜の時期は出店と花見客が多いため、人混みをさけて池の上から桜を遠目に眺めるのも良いですし、秋には紅葉が楽しめそうです。また涼しくなったら乗ってみようと思います。夏も気持ちが良いのですが、流石にこの日は少し暑すぎました。

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周辺の施設や史跡

勝海舟 西郷隆盛 日蓮聖人

《洗足池》の名は日蓮聖人が旅の途中で足を洗ったことが由来だそうです。

ボート乗り場の近くには日蓮聖人が足を洗う際、袈裟を掛けた《袈裟懸けの松》があります。 

その他にも…

〇勝海舟夫婦のお墓

〇勝海舟記念館

〇西郷隆盛留魂詩碑

等があります。

駅付近のお子様連れにやさしい飲食店

ボート乗り場から中原街道を渡るとすぐに東急池上線《洗足池駅》。商店街もあります。駅のすぐ裏手にコンビニエンスストアもあり、飲み物やおやつもすぐに買えます。

〇モスバーガー

言わずと知れたハンバーガーチェーン。子連れにやさしいのは言うまでもありません。迷ったらとりあえずモスへ。

〇くめキッチン

入り口は狭く段差もありますが、ベビーカーOKとのこと。店内もこじんまりとして居心地が良いです。昔ながらの洋食メニュー、しかし、古臭くはない、素敵なお店です。

〇ブーランジェリー トワイエ

テイクアウトのパン屋さん。こちらで買ったパンを洗足池公園で食べるのもおすすめ。

キャラクターパンもあれば、カンパーニュのような食事系のパンもある、子供にも大人にもうれしいパン屋さんです。

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ヒミツの電車スポット びっくりしますよ

モスバーガーの横、時間貸しの駐車場の奥に面白い場所があります。

写真を1枚載せますのでご興味のある方は是非。大迫力です。

お分かりいただけますでしょうか。低すぎる高架下。目の前を走る電車。

いかがでしょう。洗足池公園。この他にも遊具のある広場や、春には桜、初夏にはホタルが楽しめたりと盛りだくさんです。

天気の良い日に朝からお出かけしてみてください。きっと良い1日になりますよ。

ではでは。

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