おしゃれ銭湯その4 サーチ・アンド・アビテコイ。 ヒップホップとグラフティ。アーバン銭湯 北品川《天神湯》

リノベーション銭湯

どうも、マウロスカルニケです。

高級マンション並みの外観。天井の高いエントランス。

大きな板張りの自動ドアを抜けると暖かい色の照明のホール。等間隔できちんと並べられた革張りの椅子…

しかしカウンターを見ればそこにはクールなデザインのTシャツ・タオル・千社札・ステッカー…

「そのTシャツはハウマッチ?」

黒ぶち眼鏡に刈り込まれたヒゲ。長い頭髪をひっつめてまとめた店主、眼光鋭く、

「おにいさん。うちは風呂屋だよ。まずはひとっ風呂浴びてきたらどうだい?」(妄想会話です)

そう、ここはアーバン銭湯。

ハイセンスなオリジナルグッズの下には、センスの光る心遣い。

  • 使い捨て歯ブラシ
  • カミソリ
    2種類
  • 使い切りヘアーリキッド
  • 化粧水
  • メイク落とし
  • 洗顔フォーム
  • ナイロンタオル
  • 丸ブラシ
  • 石鹸箱

まだまだあるぞ。アーバン銭湯。ラグジュアリーな心遣い。

  • アロマシャンプー 
  • アロマコンディショナー 
  • アロマボディソープ 

平日ならばの条件付きで、無料のシャンプー&ボディソープは準備があるぞのアーバン銭湯。

優良なアメニティは有料。しかしこの満足感はプライスレス。 ドライヤーは2分/10円備え付け。

会計を済ませればガラス張りの壁の向こうに滝が流れ落ちる絶景。ホテルか?ここは。

否。

そう、ここはアーバン銭湯。

エレベーターで2階に上がると、アーティスティックな大垂れ幕。

お風呂屋さんよ? ここ。

やんちゃな遊び心までもがラグジュアリー。

暖簾をくぐれば大きな鏡。清潔だ‼ 脱衣所。床が濡れたらお使いください。さりげなく置いてあるフローリングワイパー。

光る気遣い。試される共存性。

W・C、ワッ・クサクナイ。

そう、ここはアーバン銭湯。

浴場の戸を開けば大理石の壁で仕切られた通路・立ちシャワー。

そこを抜けると明るい浴場。解放感。

カランにセットされた 鈍色に光るメタリックカラーの椅子&洗い桶。まずは体と頭を清潔に。

使い終わったらきっちり戻そう。試される協調性。

そう、ここはアーバン銭湯。

室内の湯船は2種類。ジェットバス・スーパーエステなるマッサージ機能付きの広めの湯船と、試される忍耐力、熱湯。サウナは無いからこれが代わりか。

奥の戸を開けば、そこは半露天。漆黒の湯が楽しめる天然温泉黒湯。

ここの黒湯は他とはちょっと訳がちがうぜ、の漆黒加減。3cm下はもう見えない。

開放的な屋内浴場の白さと対を成す、抑えられた照明もラグジュアリーな漆黒黒湯。

ナトリウム炭酸水素塩冷鉱泉(低張性・弱アルカリ性・冷鉱泉)

なめらかな黒湯は効能も抜群。

神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、くじき、
関節のこわばり、うちみ、慢性消化器病、痔疾、冷え性、
運動麻痺、病後回復期、健康増進
きりきず、やけど、慢性皮膚病

湯上りも冷めにくく、しっとりなめらか。

湯上りに、冷たいシャワーで体を締める。立ちシャワーが入り口付近な理由はここか。仕切りがあるから水も他の人にかからず。

ステキな気遣い。

そう、ここはアーバン銭湯。

着替えを済ませ、フロントに下りると定番牛乳とラムネ、ではなく何故がフルーツ牛乳で。

モノトーン基調の浴場帰り、色のついたものが恋しくなるのか。

帰り際、カウンターには行列。少し遅い時間がピークか。都会のオアシスアーバン銭湯。

ハメ外す夜の部はこれからさ。

今回はなんとなくノーインデックスでお届けしました。北品川《天神湯》

店舗情報はこちら 金曜日がお休みです。

やんちゃな遊び心ある銭湯ですが、昔からのお客さんも離れないのはやはり徹底されたサービスとプロ意識のなせる業。隅々まで行き届いた配慮。素晴らしいの一言です。

行ったことの無い人は是非とも。

デュワデュワ。

あ、Tシャツ買うの忘れた。

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