どうも、マウロスカルニケです。
おしゃれ銭湯その11、今回はオシャレな個人店がみっちり集まる学芸大学【千代の湯】さんです。映画『テルマエ・ロマエ』 のロケ地としても有名。
それではさっそく。
外観とフロント
こじんまりとしたビル型銭湯。昼間はちょっと目立たず、日が暮れて明かりがさすと小料理屋みたいに見えますので、初めてだと通り過ぎてしまうかもしれません。
しかし、アクセスはすこぶる良く、東急東横線学芸大学駅から徒歩3分。自転車の駐輪スペースも3~4台分ほどあります。
入り口は半地下になっていて、格子の引き戸風の自動ドアが開くと、オレンジ色の優しい光に照らされた味のある靴箱。右手の自動ドアを開くとすぐに券売機、広々としたロビーと大きなカウンター。
カウンターの上にはリニューアル前の千代の湯の屋根にあった懸魚(ゲギョと読むそうです) 、木造建築を火災から守る為の願掛けとして屋根についていた装飾物が飾られています。
写真を撮りそこなったので是非実際に行って見てください。なかなか素敵な弁天様が一枚板に彫られていますよ。
カウンターには石鹸、シャンプーのほかにオリジナルのTシャツ等も売っています。暖簾にもある的と矢のイラストのもので、江戸時代の湯屋の目印がモチーフだそうです。
浴場の雰囲気・お風呂の種類は
脱衣所も広く、ロッカーは漢数字が大きく書かれた木造の物。池尻大橋の文化浴泉さんにも同じものが使われていたような…
浴場に入るとまず目に飛び込んでくる赤い富士山(男湯)。そして清潔感あふれる洗い場。丸い鏡がシャワー1つにつき1枚あります。ソーシャルディスタンス取りやすいです。
北欧風のタイルが貼ってある壁、青いタイルの壁で仕切られた炭酸泉。赤い富士山とのコントラストが良い雰囲気です。
設備は炭酸泉、水風呂、電気風呂、ジェットバスと普通のラインナップですが、
ここの炭酸泉、青いタイルを張った筒状の壁に囲まれた空間になっていて、ものすごく落ち着きます。
そして、目黒区で初めて軟水を取り入れた…との説明しかないのですが、この炭酸泉、すごくじんわり温まります。
主観で申し訳ないのですが、月間10日は銭湯に通っているマウロスカルニケ、ここの炭酸泉はなぜだか特別気持ちが良く感じます。
ここより炭酸の濃度が高いところも、温泉認定されたお湯を炭酸泉にしているところもありますが、ダントツでお湯が気持ちいい。温まり方が他とはちょっと違う気がします。
すいません。原因は分からないので、本当にただの感想になっちゃいますが…お風呂好きの方、是非試してもて下さい。
水風呂は20度~23度くらい。優しめの温度です。
お風呂上りは…
カウンターには牛乳・ポカリ・オロナミンCと渋めの飲み物がチョイスされています。ソファーがあるので少し休んでいくことも可能です。
外に出ると…そう、ここは個性的な飲食店がひしめき合う学芸大学。おすすめしたいお店がありすぎてここでは店名や詳細は割愛しますが、すぐ近くに…
カレーの美味しいあのお店
担々麺が美味しいあのお店
ナチュラル志向のパイオニア的なあのお店
美味しい物しか出てこない渋めの居酒屋(きれいな方)
タイ料理のあのお店
行列のできるあのラーメン屋さん
ドーナツと美味しい物のあのお店
有名なあのパン屋さん
アジフライが美味しいあのお店
等々…お風呂上がりの楽しみがありすぎて迷っちゃいます。
忠告しておきます。絶対行きたいお店を1つはきちっと決めておかないと、きっと迷いすぎて湯冷めします。必ずプランを立てておきましょう。
おまけのけ
学芸大学の駅の反対側にも商店街が続いています。のんびりお散歩するのには持って来いなのですが、商店街の終わり付近(駒沢通りの手前) まで歩いてきて手持無沙汰になってしまったら、とっておきの甘い物が売っているので是非寄っていきましょう。
恵比寿の名店ののれん分けのあのたい焼き屋さんです。
個人的には恵比寿より好きです。
ではでは。
月曜定休
電話 03-3712-1271
15:30~翌1:00まで