どうも、マウロスカルニケです。
変わったビンテージ物が手に入ったら、写真多めで偏執的にご紹介していくシリーズです。
14回目は誰しもが人生で一度は目にするであろうって言うくらいド定番のこちら、
ウールリッチのマッキーノジャケット。
冬の古着屋さんでの遭遇率80%(自社調べ) のこちら、見かける割にはあまり着ている人を見かけない不思議なジャケット。
数十年も定番でほぼ形も変わらずに作り続けられている、ウールリッチの看板商品です。
ちなみにマウロスカルニケはここのこの柄が大好物です。
それではさっそく。まずはタグから。
ヒツジの顔が細くくるんとした角があり、足元に緑色の芝生が書いてあるこちらは60年代中頃の物。
これ以前の物はもっとヒツジが太っていて、芝生もありません。
同じカラーリングで緑の縁取りがされているものは40年代の初期くらいの物。もちろんその頃の物はレジスターマーク(丸にRのやつ) がありません。色味だけで古そうって思ってしまうと痛い目みるかも。
ちなみにこのタグの後はよく見かける白いタグにデフォルメされたヒツジと、丸っこい字体でウールリッチと書いてあるアレになります。そう考えるとあまり古くないんだなと、少しガッカリ。
しかし、年代が新しい分、程度は抜群に良かったからまあいいや。
続きましては前身ごろ
ボタンが隠れる造りになっているのは、山道を歩く際、枝やなんかに引っ掛けて取れてしまわないように配慮されている為。洋服的には見えていた方がカワイイと思いますが、ファッションアイテムではない感じが良し。
フロントに付いているフラップポケットは全てスナップボタン。これも引っ掛かり防止のためか?なんかカチャカチャいいそうで獲物に警戒されそうですが…
バックにはハンティングジャケットには欠かせないゲームポケット。
このジャケットの一番のアイデンティティ、襟周りです
。
丸く大きくカワイイ襟。しかし、これも機能性重視のディティール。
この襟を立てると風よけ、防寒にもなるし、襟の後ろから虫などが侵入するのを防げる、ハンターには嬉しい機能。
実際に立ててみるとこんな感じ。
確かにこれなら虫とか入らないし、風が強くても暖かい。意外と首回りも窮屈ではないです。
襟を立てても意外といけるんじゃ?と思ったけど、上半身全てこのチェックで埋まってしまうので、なかなか合わせるのが難しいと思われます。女の子ならスカートとか大ぶりのピアスとかで変化がつけやすいから何とかなるかもしれません。
マウロスカルニケの精いっぱいがこちら
パンツまで揃えて全身チェックにしてみました。
まあ、前を開けて普通に着るのが一番バランスが良さそうです。
いかがでしたでしょうか? この辺のジャケット、ビンテージブームの現在(2021/10) でもまだまだお手頃価格で探せますので、今のうちにワードローブに加えてみては?
ではでは。

フィルソン FILSON マッキーノ ウール ベスト (アメリカ製 米国製 MACKINAW WOOL VEST)

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